製氷機が止まると、ドリンクも冷菜も氷が使えず、コンビニで袋氷を買って回すことになります。その場しのぎをしながら頭に浮かぶのが「修理代はいくらになるのか」という不安です。

先に答えると、製氷機の修理の値段は故障した場所と交換する部品でほぼ決まります。清掃や調整で直るなら出張費と作業費が中心ですが、冷やす仕組みの部品を替えるとなると、部品代のほうが大きくなります。

この記事のポイント

1修理の値段は出張費+作業費+部品代。差が出るのは部品代

2氷ができない原因が汚れや給水なら軽く済み、冷却の部品なら高くなりやすい

3年数がたった機種や故障の繰り返しは、買い替えも並べて見積りを見る

この記事では、当社の料金を例に費用の組み立てを説明し、そのうえで値段が大きく変わる分かれ目を整理します。厨房機器全体の修理費の考え方は厨房機器の修理費用の相場にまとめています。

製氷機の修理費用の内訳

業者に修理を頼むと、請求はおおむね3つの項目に分かれます。

出張費お店までうかがう費用。距離で変わります
作業費点検・分解・調整・交換の手間
部品代交換する部品の代金。ここで金額の差が開きます

当社に保守契約なしで修理をご依頼いただく場合は、次の料金になります(すべて税抜)。

項目 当社の料金(単発の修理)
出張費 愛知県内 6,000円〜(岐阜県・三重県はご相談ください)
基本作業費 6,000円〜
部品代 別途(交換する部品で変わります)

つまり、部品を替えずに済む修理でも、1回あたり出張費と作業費で12,000円〜かかります。部品交換が入ればその代金が加わります。料金は作業の前にご説明し、ご了承をいただいてから作業に入ります。詳しくはサービス・料金をご覧ください。

値段が変わる分かれ目

同じ「氷ができない」でも、原因によって作業の重さがまるで違います。症状と、よくある原因、費用の傾向をまとめると次のとおりです。

症状 よくある原因 費用の傾向
氷が少ない・小さい 放熱部(凝縮器)の汚れ、水あか 清掃中心で済むことが多い
氷がまったくできない 給水の不良、給水弁やポンプの故障 部品交換なら部品代が加わる
下に水がたまる 排水の詰まり、ホースの外れ 清掃・調整で済むことが多い
運転はしているが冷えない 冷媒の漏れ、コンプレッサーの不調 高くなりやすい
表示が出て止まる センサーや基板の不良 部品の値段しだい

費用はどれも機器や状態で変わるため、表の「傾向」は目安としてご覧ください。症状ごとの原因の調べ方は製氷機で氷ができない原因と製氷機の水漏れで解説しています。

当社で多いのは、放熱部にほこりと油がたまって冷えが落ち、夏場に氷の量が減るケースです。この場合は分解洗浄で戻ることが多く、部品代はかかりません。逆に、冷媒が漏れている場合は漏れた場所を直してから補充する必要があり、作業も部品も重くなります。

費用が上がりやすいケース

見積りが思ったより高くなるのは、たいてい次のどれかに当てはまるときです。

費用が上がりやすいケース

  • コンプレッサーなど冷やす仕組みの部品の交換
  • 冷媒の漏れで、漏れ箇所の修理と補充が要る
  • 部品が生産終了で、取り寄せや代わりの部品探しが要る
  • 水あかが固まり、複数の部品に不具合が出ている
  • 設置場所が狭く、本体を動かさないと作業できない
  • 同じ箇所の故障を繰り返している

水あかが原因の故障は、放っておくほど広がります。給水の通り道が詰まって氷が薄くなり、そのまま使い続けるとポンプや給水弁に負担がかかります。最初の症状のうちに洗浄で手を打てば、部品代を払わずに済む場面が増えます。

修理か買い替えか

修理代が高くなりそうなとき、迷うのが買い替えです。当社では次のような目で見ています。

修理を選びやすい

  • 原因が汚れ・給水・排水など
  • 設置からの年数が浅い
  • 部品がまだ手に入る
  • これまで大きな故障がない

買い替えも検討

  • 冷やす仕組みの部品の交換が必要
  • 年数がたち部品の供給が終わっている
  • ここ1〜2年で故障が続いている
  • お店の氷の使用量に能力が足りない

買い替えの見積りと修理の見積りを並べて比べると、判断がぶれません。修理で延命しても、すぐ別の部品が壊れれば出費が重なります。判断の考え方は修理と買い替え、どっちが得?で詳しく書いています。当社は新品の製氷機も扱っているため、修理と買い替えの両方の見積りを同じ窓口でお出しできます(機器販売)。

修理代を抑えるには

一番効くのは、壊れる前に汚れを落としておくことです。製氷機は水を凍らせる機械なので、水あかと放熱部の汚れがそのまま故障の原因になります。

放熱部の清掃冷えが落ちる前にほこりと油を取る
内部の洗浄水あかが固まる前に落とす
年間保守契約点検で早めに気づき、故障時の負担も軽く

日常の掃除のやり方は製氷機の掃除・洗浄の頻度と方法にあります。当社の年間保守契約は1台 年15,000円(税抜)で、定期点検と放熱フィンの洗浄が含まれ、契約している機器が故障したときは出張費と作業費がかかりません。製氷機の保守の考え方は製氷機のメンテナンス契約は必要?をご覧ください。

見積りを頼む前に伝えておくこと

電話の段階で次のことが分かると、必要な部品の見当がつき、訪問1回で直せる可能性が上がります。

  • メーカーと型式(本体の銘板に書かれています)
  • どんな症状が、いつから出ているか
  • エラー表示やランプの点滅があれば、その内容
  • 設置してからおよその年数と、これまでの修理歴

型式が分からなくても大丈夫です。銘板をスマートフォンで撮っていただければ、こちらで確認します。伝え方のコツは修理を頼むときの伝え方にまとめています。

よくある質問

Q. 製氷機の修理代は、最低いくらからかかりますか? A. 当社の単発の修理は、出張費(愛知県内6,000円〜)と基本作業費(6,000円〜)で、部品を替えなくても12,000円〜です。部品交換が入れば部品代が加わります(いずれも税抜)。費用は機器や状態で変わるため、作業の前にお見積りをご説明します。

Q. 修理はその日のうちに終わりますか? A. 清掃や調整で直るものは、その場で終わることが多いです。部品の取り寄せが必要なときは、後日あらためて交換にうかがいます。部品が生産終了している場合は、代わりの部品を探すか、買い替えを含めてご相談します。

Q. 年間保守契約に入っていると、修理代はどうなりますか? A. 契約している機器が故障したときは、出張費と作業費がかかりません。部品代は別途かかります。保守契約は1台 年15,000円(税抜)です。

Q. 何年くらい使ったら、修理より買い替えを考えたほうがいいですか? A. 年数だけでなく、故障した部品や、ここ数年の修理の回数で変わります。目安の考え方は製氷機の寿命と買い替えの目安で紹介しています。

製氷機の修理と見積りは当社へ

豊翔メンテナンスサービスは、愛知県小牧市を拠点に、愛知・岐阜・三重の飲食店で製氷機の修理と保守を行っています。業界歴15年、ホシザキ・パナソニック・大和冷機・フクシマガリレイなど、メーカーを問わず対応します。予定が空いていれば当日うかがいます。

「この症状だと修理代はどのくらい?」という段階のご相談でも構いません。症状と型式をうかがい、考えられる原因と作業の見通しをお伝えします。費用は機器や状態で変わるため、正確な金額は状態を確かめたうえでのお見積りになります。お電話・Webでのご相談は無料です。製氷機の修理の詳しい内容は製氷機の修理をご覧ください。