居抜きは初期費用を抑えて早く開業できる一方、確認不足で「失敗した」となるケースもあります。よくある失敗と、その回避法をまとめました。開業前のチェックにお使いください。

この記事のポイント

1いちばん多いのは厨房機器が開業直後に故障する失敗

2造作譲渡料・レイアウト・容量・リース品は契約前の確認で防げる

3機器の状態は内見では分からない。引き渡し後にプロの診断を

5つの失敗と回避法を、先に一覧にしておきます。

失敗 回避法
1 厨房機器が開業直後に故障 契約で扱いを決め、引き渡し後に診断
2 造作譲渡料が中身に見合わない 設備の一覧と製造年を確認
3 レイアウトが業態に合わない 必要な機器が置けるか確認
4 電気・ガス・給排水の容量不足 契約前に容量を確認
5 リース品が含まれていた 所有者・名義を確認

失敗1:厨房機器が開業直後に故障した

一番多いのがこれ。「使えると思っていた機器が、開業してすぐ壊れた」。開業直後の出費・営業ストップは大きな痛手です。

回避法:契約のときに「動かなかった場合の扱い」を決めておき、引き渡し後・開業前にプロの診断を受けて、使える機器・入れ替えが必要な機器を見極めておく。

失敗2:造作譲渡料が中身に見合わなかった

動かない機器や古い設備まで含めて、相場より高く払ってしまうケース。

回避法:譲渡される設備の一覧と製造年を確認し、動かなかった場合の扱いを契約で決めておく。造作譲渡の考え方は居抜きの造作譲渡とは?もご覧ください。

失敗3:自分の業態にレイアウトが合わなかった

前の店の業態に最適化された厨房が、自分の業態には使いにくいことがあります。

回避法:業態に合うレイアウトか、必要な機器が置けるかを事前に確認する。

失敗4:電気・ガス・給排水の容量が足りなかった

前の店より火力や電力を使う業態だと、容量が足りず追加工事…ということも。

回避法:電気容量・ガス種・給排水の状態を、契約前に確認する。電気の見方は厨房の電気容量と200Vで解説しています。

失敗5:リース品が含まれていた

残っていた機器がリース品で、引き継げなかったケース。

回避法:設備の所有者・名義を契約前に確認する。

契約前に確認したいこと

  • 譲渡される設備の一覧と製造年
  • 動かなかった場合の扱い
  • 必要な機器が置けるレイアウトか
  • 電気容量・ガス種・給排水の状態
  • 設備の所有者・名義(リース品か)

共通する回避のカギは「事前の見極め」

どの失敗も、契約前にしっかり確認していれば防げたものばかりです。とくに厨房機器の状態は、内見では分からない部分。引き渡し後にプロに見てもらうかどうかで、開業後の安心感が変わります。

内見製造年・汚れ・リース品かを自分で確認
契約動かなかった場合の扱いを決める
引き渡し後に診断電気・水道・ガスが使えてから
開業使う機器・替える機器を決めて準備

失敗を防ぐ厨房診断は当社へ

当社は厨房機器のプロとして、居抜き物件の機器の診断を得意としています。「この物件で失敗したくない」。物件が決まったら、お気軽にご相談ください(内見への同行や、契約前の動作確認は行っていません)。お電話・Webでのご相談は無料です。

開業支援の詳細はこちら/居抜きの厨房診断について。愛知・岐阜・三重で対応しています。