居抜き物件は、初期費用を抑えて早く開業できるのが魅力。ですが、確認を怠ると、開業後に思わぬ出費やトラブルになることも。契約前に押さえたい注意点をチェックリストにまとめました。

この記事のポイント

1契約前に厨房機器・物件と契約・レイアウトと業態の3分野を確認する

2いちばん多いトラブルは「使えると思っていた機器が開業後すぐ故障」

3契約で「動かなかった場合の扱い」を決め、引き渡し後・開業前にプロの診断を

契約前に確認したいチェックリスト

厨房機器・設備使えるか、年式・状態、造作譲渡の範囲、名義
物件・契約原状回復、造作譲渡の金額、電気・ガス・給排水の容量
レイアウト・業態業態に合う配置か、保健所の施設基準を満たせるか

厨房機器・設備

厨房機器・設備

  • 厨房機器が本当に使えるか(冷蔵庫・製氷機・エアコン・ガス機器など)
  • 機器の年式・状態・故障の形跡
  • 残す設備・撤去する設備の取り決め(造作譲渡の範囲)
  • 設備の所有者・名義(リース品が混ざっていないか)

造作譲渡の考え方は造作譲渡とは?で解説しています。

物件・契約

物件・契約

  • 原状回復の条件(退去時にどこまで戻すか)
  • 造作譲渡の金額が適正か
  • 電気・ガス・給排水の容量が自分の業態に足りるか
  • 前のお店が閉店した理由(立地・客層の参考に)

レイアウト・業態

レイアウト・業態

  • 自分の業態・メニューに合うレイアウトか
  • 保健所の施設基準を満たせるか(シンク・手洗いなど)

施設基準の中身は飲食店の営業許可、厨房の施設基準にまとめています。

とくに「厨房機器が使えるか」は要注意

居抜きで一番多いのが、「使えると思っていた機器が、開業後すぐ故障した」というトラブルです。見た目がきれいでも、内部の状態は分かりません。内見では動作まで確認できないことがほとんどなので、契約のときに「動かなかった場合の扱い」を決めておき、引き渡し後・開業前にプロの診断を受けておくと、後悔を防げます。

内見製造年・汚れ・リース品かを自分で確認
契約動かなかった場合の扱いを決める
引き渡し後に診断電気・水道・ガスが使えるようになってから
開業使える機器を活かして営業開始

使えない機器

  • 入れ替えを検討

使える機器・足りない機器

  • 使える機器 → そのまま活かす
  • 足りない機器 → 業態に合わせて追加

詳しくは居抜き物件の厨房機器、そのまま使える?もご覧ください。

引き渡し後の厨房診断は当社へ

当社は厨房機器のプロとして、居抜き物件の機器の診断・選定を得意としています。物件の引き渡し後、開業前の「この厨房、大丈夫?」という段階でご相談いただけます(内見への同行や、契約前の動作確認は行っていません。内装・配管などの工事、中古機器の販売・買取は行っていません)。

お電話・Webでのご相談は無料です。開業支援の詳細はこちら。愛知・岐阜・三重で対応しています。